お義父さん外泊

昨日から鼻の手術をしたお義父さんが外泊してきているので、今日は朝から家族3人で天然ご両親の元に遊びに行った。げんじょは大好きなPCをお義母さんが好きなだけ触らせてくれるので、さっそくお義母さんの元でぴこぴこ。だんなさんは自分の部屋においてある漫画を何冊か持って帰りたいと自室に消えていった。
今に残ったお義父さんと私はいつものようにお互い好きな経済情勢や餃子の話で盛り上がっていたのだが、体調どうです、と尋ねるとどうも早く退院したい、というのが本音らしい。お見舞いに行っても気づかなかったんだが、永寿病院の6階、というのは耳鼻科の他に痴呆症の患者さんの病棟があるのだそうだ。やはりうなされたり、徘徊したり、助けを求める人も多く、夜が寝にくいのだという。
お察しします、と話しながらお昼はどうします?と聞くと、とにかく鼻の穴にまだガーゼや綿が詰まっているので匂いもしないし、噛むのも違和感があって辛いし、食事が全然おいしくない、何を食べても良いそうなんだけど、と言う。「お義父さんは麺類が好きなんだからひき肉で消化もいいから野菜をくたくたになるまで煮た味噌ラーメンを作れば良いじゃない」と提言したら、「それはいい、作ってよ」という話になった。ノリノリのお義父さんがお義母さんに「genjoさんがお昼にラーメンを作ってくれるって」と言ったら、「駄目よ、昨日のご飯が残ってるんだから、それと精がつくように買ってきたステーキがあるんだから、今日のお昼はそれにするのよ、言ってあったじゃないの!」「でも、ラーメンの方が食べやすいなあ、よく火を通せば消化も良いらしいし、あんまり噛まなくて済むし・・・」「そんな身体に悪いもの食べちゃ駄目よ!」と、お義母さんに一蹴されたお義父さん、肩を落としてでは今日は帰ってください、という事になった。
結局我々は3人で肉南蛮を作って食べ、のんびりお昼寝をした。お義父さん、麺類食べちゃった。ごめんね。退院したら美味しいものでも食べに行きましょうとよ。