お祭りはいつも雨

鳥越まつりというお祭りは雨の率が非常に高いんだよ、と結婚前からだんなさんに聞いていたけれど、確かにそれは間違いない。何しろ、結婚前に2回、結婚してから3回(去年はげんじょが産まれて実家にいたのよ)だんなさんと縁日を見に行ったが、間違いなく毎回傘をさしているのだ。私は傘をなくす天才なので、ちょっとの雨では傘をささない。だから、鳥越まつりの日は毎年結構な雨が降っている、という事なのだ。
だんなさんはかなり筋金入りの祭嫌いなのだが、お義父さんがお祭りの委員をやっているので、ご実家に夕方から遊びに行って食事をしたり、「火入れ」というお神輿の提灯に火を入れる儀式をげんじょと眺めたりしていた。なにしろ鳥越神社のお神輿は現在担いで練り歩ける中では日本一の大きさと言われており、担ぎ棒も4本あるし、実に立派なお神輿なのだ。
だんなさんはずーっとソファでごろ寝してたけど、私は立派なお神輿を見られて満足、お義父さんはげんじょと遊べて満足、お義母さんはだんなさんがいて満足、だんなさんはウルトラQのDVDをのんびり見られて満足、というわけで満足がいっぱいの1日だった。