甘栗屋のおじさん

我々夫婦は大の甘栗好き。出産前は秋葉原にある甘栗太郎という甘栗屋さんに土日になると必ず出かけて買っていた。だんだんと大きくなってくるお腹に甘栗屋のおじさんも7ヶ月ごろ気づき、「お子さんいらっしゃるんですか?」と尋ねてきた。「そうなんです、男の子で」と答えると「実は私、娘が身ごもっていて初孫が5月にできるんです。男の子なんですよ。」と嬉しそうにおじさんは話していた。
今日、約4ヶ月ぶりにげんじょをベビーカーに乗せて甘栗屋さんへ行ってみた。おじさんはすぐに見つけてくれて出迎えてくれ、しばし赤ちゃん談義に花を咲かせた。おじさんは次々と携帯写真攻撃を繰り出し、我々はげんじょより3週間先輩の初孫ちゃんの話に相槌を打つ。しばらく立ち話していたが空模様があやしくなったので1,000円の甘栗を買って帰ることにした。
するとおじさん、目方も量らずどばどばと甘栗を入れていく。あ、サービスしてくれるんだなあ、と思っていると、「どうぞ、今日はお祝いと言うことで」と言って渡してくれた。
きゃあ、申し訳ない、げんじょのおかげで大量の甘栗ゲットだっ!