名残惜しく、無事に、賑やかに

無事に入りましたよ!

今日は母の七七日忌。
朝から横浜中央霊園で納骨をした。振り返ってみれば私が産まれてから12年前まで一度のお葬式も出なかった家が、平成11年1月1日の祖父から叔父、父、伯父、祖父、祖母、曾祖母、叔母、祖母そして平成23年8月1日の母と、12年間でみんな死んでしまった。
「お墓参りのついでにインターコンチネンタルや中華街で美味しいもの食べ放題だから」という理由で母親が気に入ったこのお墓も、入るべき4人があっという間に入って、もう石版の目地が開けられる予定もない。
母親が亡くなってから、ふとした時に昔のことで聞きたいこと、家庭での小さい頃の曖昧な記憶を尋ねようと思っても、それを共有している人間はもう誰もいないのだという事実に愕然とすることが何度もあった。圧倒的な孤独感というか、疎外感というか。
それでも今日はたくさんのお友達と、家族が一緒に母を見送ってくれた。一緒に母が大好きだった萬珍樓で食事をしてくれた。これからも人のつながりを大切にしていかなくては、と再認識する1日。疲れたけれど、無事に、賑やかに納骨できて、本当に良かった。