人生初の金メダル

最初で最後の金メダル!?

今日はげんじょの空手の大会。3月に入会して以来、指導員の先生にもよくなついて、本人から水曜日も通いたいと言い出し、げんじょなりに一生懸命練習してきた空手の交流会である。「型だって覚えているわけじゃないし、まだ早いんじゃない?」という思いもありつつ、本人が出たい、とはっきり言っているのだからやらせてあげなくちゃ、と出場することにした。
会場にぎりぎりに到着して、訳も分からず着替え、第2試合だと思っていたらいきなり第1試合で呼ばれ・・・ばたばたと、多分げんじょ本人「???」のまま、それでも1試合ずつ慣れてきて3試合戦って全部勝った。
3試合目の主審の先生のコールは「赤、優勝!」・・・年中以下の部、優勝である。親の目から贔屓目に見てもげんじょより決勝で戦った子はきちんと技を出して、きちんと戦っていたのだが、げんじょはとにかく体が大きくて、前に出て間合いに入るので蹴りがあまり効かないのだ。げんじょ本人は「えいえい」とパンチを出して、「ぽこぽこ」とキックが当たり・・・それでも輝かしい優勝である。
武士道だなあ、と感心したのは、2試合目で当たった同じ教室のお友達が「おめでとう」とわざわざ帰り道に言いに来てくれたこと。一緒に写真を撮って、いい思い出を作った。
げんじょに夜、「パンチ当たってもどんどん前に出てすごかったね」と、お風呂で聞いたら「いつもの練習の時より痛くなかったんだもん。」んだって。アドレナリン出てたのかしら。頑張ったね。げんじょ。