カブト虫続々誕生(オス、オス、オス)

人工蛹室に1匹マンション暮らし。

湿気があり、暑くなり・・・最高の条件の中でカブト虫たちは一斉に誕生して顔を出し始めた。図鑑を参考に蛹室が壊れてしまった子をトイレットペーパーの芯とおが屑とティッシュペーパーで作った人工の蛹室に移し変えたのだが、その子も今朝見ると薄い茶色の羽を見せた立派な男の子に産まれかわっていた。
既に13匹が活発に活動中。お婿入り先をぐっと超えて予想以上の数が元気に産まれてくれているので、もっと欲しい人を見つけつつ、最後は3連休に伊豆のブナが生えた雑木林に放す事になる。
現時点で産まれているのは男の子ばかり。今半分ほどだから、女の子の方が羽化が遅いのかもしれないが、恐らくは・・・そもそも去年の秋に60個以上卵が取れて、どれも2齢幼虫まで育てたのだが、流石にこれだけ蛹化しても困るよね、と田舎にある友人宅の庭と、伊豆のブナ林に半分ずつ計30匹を先行して放したのだ。その時に「しっかり育っている子を手元に残そう」と大きめで太っている子を手元に選んだのが結果的にはほとんどが男の子になることにつながったのではないかと思われる。今頃特定の地域で女の子ばっかり羽化しているのかも・・・。
ともあれ、都会っ子のげんじょにとってはすごく良い勉強になっている。毎日図鑑と蛹や成虫を見比べながら、色々と質問してくるので、去年とはまた違った楽しみ方ができてるなあ、と実感。ただ、カブト虫にとにかく触りたがるので、カブト虫くんにとってはストレスになって去年ほどは長生きさせて上げられないかもしれない。
後は、秋に向けてもう一度メスをどこかに採りに行って繁殖させるか、それともカブト虫は一通り勉強完了、ということで次はカメかメダカかゲンゴロウでも飼うか・・・私が飼ったことのあるものであればだいたいお世話が分かるので、その中から選ぶつもり。げんじょともよくよく相談してみなくちゃ。