人に教わること

4月から広告畑に戻るのもあって、最近はたまに雑誌の編集長とメールで会話をしている。お付き合いが古いので、メールは訥々とした面白くもなんともない内容なのだが、ここの所、彼がたまに人を紹介してくれている。
元々がぶっきらぼうを演出している人なので、紹介の仕方が昔だったら「会っといて」「名刺交換しといたら」だったのが、「前職から自分が色んな事を教わった人だから会っといた方がいい」とか「この人が書いてくれたことが今でも自分の為になっているからgenjoも会いに行って色々教えてもらったら」とか、読みやすいメールの文面に変わっていることに今日気づいた。
まあお互い年も取っているし、当たりが柔らかくなるのは当たり前なのだが、自分が物を教わったとか、その人を尊敬しているということはなかなか立場が立場だと言いにくい。それをさらっと言えるのは素晴らしい事。私にもまだそういう出会いが来年度待っているかしら、そしてそうして出会った人を若手や同僚に紹介していけるかしら。
それもまた一つの楽しみである。