お別れ

ぶんちゃんさようなら。

今日、我が家のカブトムシ「ぶんちゃん」(げんじょが保育園で愛読している絵本に出てくるカブトムシと同じ名前なのだ)が旅立った。お盆が明けるとほとんどのカブトムシたちが死んでいく中で、実に長生きだったぶんちゃん。
最後は手の爪が折れてしまったり、土が掘れなくて年中土の上に出ていたりとだんだん衰えていくのがげんじょにすら分かっていたようだ。
「ぶんちゃん、おじいちゃんになっちゃったね〜」「ぶんちゃん、疲れちゃったのかな〜」といたわりつつ毎日ぶんちゃんを持ち上げていた(本当は良くないんだけどね)げんじょに、「最期はショウジョウバエさんがいない寝床にして暖かくしてあげようか」と聞くと、「そうする」と言うので、今日の朝少し早起きをして土をきれいなものに入れ替え、家の中に入れて出かけた。予感があったのだ。
プールを終えて、家に帰ってきて一番に籠を開けると・・・果たしてぶんちゃんは死んでいた。げんじょはよく分からないながらに残念なのは感じたらしく、明日女の子を埋めた所に一緒にしてあげてなむなむしよう、と言ってそのままぶんちゃんを籠に戻した。
明日お墓に埋めてあげないとね。