悲しいお話

今日はだんなさんが来ていたので、うまいこと2人の子供達をお昼寝に突入させ(もちろんだんなさんも一緒にお昼寝)、めざましをかけておいてお友達が入院している病院にお見舞いに行った。以前少し触れた十二指腸の癌を手術した人なのだが、なかなか術後がすいすいとはいかないのだ。それは手術で手を入れた膵臓インスリンと消化液の両方を生み出す稀な器官であることに起因しているらしいのだが、詳しいことはよく分からない。ささやかながらお花を買って30分ほど話をして、今日から流動食を少し食べられた、という嬉しいお話を聞いて雪だるまちゃんと病院を後にした。
帰り道、小学校から高校まで同級生だった子のお母さんにばったり。ちょっと立ち話をしていたら、息子さんのお子さんが早産で障害が出てしまったのだ、との事だった。少し早く産まれてしまったために肺と心臓に障害があり、保育器に長く入っていたので目も少々悪いのだ、という。
産まれてきた子供はもちろん、産んだお母さんも、ずっと見守ってきたお父さんやご両親も、一生懸命対応してくれた病院も絶対に悪くはない。それでもずっと続く治療や手術はみんなを疲れさせてしまうだろうし、上の子も寂しい思いをするだろう。少しでも良くなってくれて、1年くらい学校が遅れてもいいから回復してくれるといいな、と祈りつつ、帰路に着いた。