まだまだ勉強じゃ

今日は印刷業界に入って7年、出版業界に入って8年、合計15年の社会人生活の中で一度も見たことのない印刷事故に遭遇してしまった。今までさすがに7年間で10年分くらい勤務した甲斐があって、大抵の印刷ミスは「ああ、きっとこの工程でこうなって、こんなミスだろうな」という予想がつき、それがだいたいあっていた。
だから、お詫びの報告書や顛末書も先にある程度作っておき、印刷会社からの回答が来たらそれで仔細を修正して提出するという時間短縮ができた。
それが。
今日の印刷事故はどうやっても起こりそうもないことが起こっている。どうやったのか、どう間違えちゃったのか、皆目見当がつかない。いずれにしても印刷会社の社内で何かのきっかけで起こったことであることには変わりないが、結局ピンとこずじまい。営業担当者の人も困ったように首をかしげながら帰っていった。まあ、私が印刷業界を離れて8年の間にまた技術は進歩しているし、どんなミスが起こるかわからないのだが、それにしても初めてのケース。いや、まだまだ勉強だなあ、と感じた。
しかし、こういう事故って、マーフィーの法則よろしく、どんな些細なミスもしたくない、ここ一番のお仕事で起きるのよね・・・