マスコミって

今日は真面目な話。昨日こんなニュースがyahooに載った。

34歳母が2児絞殺=育児ノイローゼ?警察に自首−広島

 6日午後5時40分ごろ、広島県府中市の府中署に女が「子供を殺した」と自首してきた。署員が調べたところ、女が乗ってきた軽自動車内で、男児2人が死亡しているのを発見。女を殺人容疑で緊急逮捕した。
 逮捕されたのは、同県福山市新市町新市、無職泉ひろみ容疑者(34)。夫(33)によると、同容疑者は最近、育児ノイローゼ気味だったといい、同署は動機を追及するとともに、7日に遺体を司法解剖し、死因を詳しく調べる。 
時事通信) - 11月6日22時1分更新

私はこれを見て、なんでノイローゼになるくらい抱え込んじゃったのかなあ、と思い、正直にmixiにそれを書いた。するとニュースを読んで訪ねてきた人が、一部のマスコミしか報道していない事実を教えてくれた。この2人の男の子はどちらも自閉症だったとの事。自閉症、という病は病名からなんとなく親の育て方のせいや子供の弱さのせいとイメージされがちだが立派な障害。何故その事実を報道しないのか、隠したつもりは無くても、その一文が入っているかいないかでどんなに事件の見え方が変わるか、それをマスコミはもっと真剣に考えるべきだ、と思った。
げんじょは五体満足。そのことにどんなに感謝しなくちゃいけないか。足が短い、背がちっこい、なんて瑣末な事、と原点回帰してみる。