朝から、か。

今日は雪だるまちゃんがやってくる日。だんなさんが朝から起き出してもそもそ台所でうごめいているので、何をしているのか覗きにいったら、包丁を危なげな手つきで持ち出している。手元ににんじんが転がっているので、「何か作るのかい?」と聞いたら、「うん。寝てていいよ。」と珍しいお言葉が。ありがたくごろごろしながら本を読んでいることにした。
さて1時間後、あってはならない香りが台所から香ってくる。まさか、と見に行けばドアを開けた途端に強烈なカレー臭が。確かにだんなさんの得意料理だが、ま、まさかここでカレーを投入してくるとは。本人いわく、「精がつくから。」それは君の精じゃないのか、と思うが言えずにぐるぐると鍋をかき混ぜる手先を見つめる。病院からもらってきた渡した「妊婦と健康」の冊子を読んでないな?君は。
それに量が多いぞ、これ、絶対に多い。何人分なんだ・・・おまけに彼のカレーは辛いのだ。強烈に。きゃあ。つける量を加減しなくちゃ・・・