応援

今日は朝からいつ降ってもおかしくない空模様だった。あまり冴えない天気なので、ゲンジョは家で風邪っぽいだんなさんとお留守番してもらうことにして、げんじょと連れ立って、お客様がチームで出場している中央区のキンボール大会に出かけていった。
お客様がチームを作って取り組む、と聞いて初めてキンボール、というスポーツを知った私。大人2人分くらいの円周を持つ約１kgのボールを力を合わせて固定し、自軍以外に向かってアタックする、4人1チームで計3チームが争うゲームである。
なかなかよくできているのは、アタックに成功したチームが得点を重ねるのではなく、アタックをレシーブし損ねたチームや反則をしたチームなど、ミスの出たチーム以外の2チームに点が入ること。そのために、何もしないチームでも特に狙われなければ得点差は大きく開かないし、意外な逆転劇が起こったりもする。技術は高そうなチームでも荒削りで反則ばかりしているといつのまにか点数差ができて負けていたりもする。子どもから大人まで楽しく遊べて、案外運動量も多い、そんなスポーツ。カナダが発祥らしい。
お客様のチームは現役で野球チームに所属していたり、現役でバレーを本格的にやっていたり、学生時代に体育会で弓を引いていたりと、各人のスキルが非常に高い。練習は大してできていなかったはずなのに、終わってみれば準優勝。さすがである。
げんじょは「黒いお洋服の人たちね」と一生懸命応援し、差し入れで持っていったはずの栄久堂のソフトバターを１つもらって食いつきながら、楽しく観戦することができた。（途中で暗幕の裏に隠れて見つからなくなり、焦ったけど）
キンボールって、作戦も必要だし、なかなか楽しそう。子ども達も公園に行けない寒い日とか、室内でやってみては楽しいのでは、と思ったが、埃っぽいかな・・・