お気に入りの留守電

げんじょが目下最も気に入っている玩具は実家の電話の子機である。この真ん中についているメニューボタンを2回続けて押すと、残っていた留守電が聞けるのだが、雪だるまちゃんのお友達2人から入っていた留守電がげんじょの非常に気に入る所になってしまった。
面白いのは、げんじょがだんだんと留守電の台詞を覚えつつある事。電話が「よろしくお願いいたします」というのと同時ににまにましながら深々と頭を下げ、「ばいばい」と言われる前に既に手を振り始めてばいばいを連呼している。
子供は決まった絵本を読んでやると文字が読めなくてもお話を丸暗記する、と聞いたことがあるけど、これは間違いなく本当だ、と感心した。