意外な視点

休みの日にだんなさんと2人で台所に立っていると、最近げんじょは間に割って入ってきてだっこだっこと私に文句を言う。2人で仲良くしてるのが嫌なのかねえ、とよく笑っていたのだが、今日はっきりとげんじょの思っていることが分かった。
今日の午前中、ここの所腰やら背中やらが痛い私の肩をだんなさんが揉んでくれていると、げんじょがたたたたっと走ってきて、だんなさんの髪をつかみ、ぶうぶう言いながら引っ張った。どこか怪我でもしたのかな、と思ってげんじょを抱っこして様子を見ると特に何もない様子。下ろしてだんなさんが肩もみを再開してくれるとまたげんじょがやってきて、引き剥がしにかかる。
これは、ひょっとして男の嫉妬か?と、だんなさんが言い出し、その後色々試してみるだんなさん。げんじょがミルクを飲もうとしているとげんじょの定位置に先に座り、買い物で手をつなごうと私がげんじょに手を出すとそれを先に握り、そのたびにげんじょは泣いて騒いで間に入ってくる。・・・明らかにそれはママを取り合う2人の男兄弟。
挙句に夕飯のお鍋ではだんなさんが私に「あ〜ん」とご飯を食べさせてくれた瞬間にげんじょが自分のおかずをがんがん私に食べさせだし、「げんじょが食べなよ」とやんわり断ると大泣きになって、もう大変。う〜む、1歳7ヶ月にしてこういう気持ちって、あるんだなあ。