いくらなんでも

今日は1日家族3人、家でのんびりしていた。
お昼ごはんを鍋焼きうどんにしたので、げんじょも一緒に大層な量を平らげてからミルクを飲んだ。珍しくお昼寝にそのまま突入しなかったげんじょはさめざめと泣きながら台所のカウンターにあるバナナを指差す。
「絶対に食べられないからやめときなさーい」
と言い聞かせるけれど、食べたい、食べたい、の一点張りなので、半分だけ皮をむいて渡してやるとすたすたとだんなさんの待つダイニングに消えていったげんじょ。なんと30秒も経たずに食べ終えて戻ってきて、今度は眠い、眠い、と泣き出した。仕方ないので洗い物を中断して抱っこしてやり、寝付くのを待ってそのまま布団に添い寝してやろうと足を延ばすと
むに。
とした感触が。・・・げんじょが握ってミンチにした後のバナナが布団で暖められていたのだ。げんじょ、別に隠さなくても誰も食べないよう。