残念なニュース2

今日はほんとに日中あったかかった。朝げんじょを保育園に連れて行くのにいつも通っている道を進んでいくと、近所の印刷会社の表玄関に見慣れない貼り紙がしてあった。よくよく見ると3月31日で倒産した旨と債権者への通達が書いてある。どうも期末に倒産したらしい。
実はこの会社の社長さんはついこの間のだんなさん社長就任お祝いの席を作ってくださった幹事さんの1人。当然だんなさんと私の結婚式にも来てくださっていた。私は前職の関係でもお世話になっていたのでびっくりして貼り紙を見つめていた。
考えてみれば1、2日は土日、3日は朝寄り道をして米屋さんに行っていたのでこの会社の前を通らなかったのだ。
「下請法ができてからつぶれる下請け体質の会社は経営者が悪い」と以前エコノミストが発言していたのを聞いた事がある。確かに印刷業は設備投資と減価償却の繰り返し。いい機械じゃないと品質も効率も満たせないが、いい機械は高い。そのバランスとせめぎあいの中で印刷業界内の社数にして9割5分といわれる中小企業は生き残ろうと努力しているのだ。
今日の夕飯の話題はもっぱらこの倒産とその会社の思い出話。なんだか戦友をなくしたみたいで寂しいね、という話をだんなさんとしながらお鍋をつついていた。