はまった

昔からテレビというものにほとんど興味のなかった私。特にドラマは祖父と一緒に見ていた時代劇以外は見ていられず、連続ドラマで完全に筋を知っているものは全くない。時代劇は一応連続物とは言え、結局毎回事件が起き、たいていの場合はそれがその回の中で解決するから見ていられたのだ。そんな私が、テレビ東京でお昼の11時半から片岡孝夫(現・片岡仁左衛門ですな)の眠狂四郎を再放送しているのを発見、先週の頭から見始めたのがきっかけだった。
当然大好きな時代劇の間は席を離れないわけで、げんじょをだっこしたりあやしたりしながらテレビの前に座っている。そうなるとお昼を作り始めるのは12時半から。その時にはテレビを消して立ち上がる、というのがいつものパターンとなっていた。それが先週の終わり、たまたまげんじょが12時半におっぱいになったので、なんとなくテレビを消さないままおっぱいを上げていた。
テレビでは「トゥルー・コーリング」という海外ドラマが始まったのだが、これに私の目は釘付け。げんじょが飲み終わり、げっぷをしてからうつらうつらするまでの30分間ではおさまらず、結局1時間テレビの前でそのドラマを見ていた。
お話の大元は単純で、主人公のトゥルーという女性が特殊な力をもっていて、理不尽な死に方をした死者から助けを求められるとその日1日をやり直し、彼らを救う、もしくは納得のいく死に導く、というもの。設定の単純さと、1回ずつお話が切り替わることから、時代劇に慣れた私にはぴったり。すぐにはまってしまったのである。
あああ、11時半から13時半まで毎日テレビの前に座るのかしら・・・だんだん堕落していく〜