上司がやってきた・3

今日10時に上司と課の同僚がやってきた。
要領の良いげんじょは計ったように9時45分からお乳を飲み始め、3分前に終了。「僕は休んでいるからままはゆっくりお話しなさい。」というわけなのか、ぐっすりと寝込んでくれた。上司と一緒に来た同僚は既に一児のぱぱ。それも男の子なので我が家と事情は一緒である。げんじょを見るなり目を和ませてひとしきりお産談義に花を咲かせた後本題へ。
メインとしてはどうも私が残していったフローと書類関係のフォーマットが他の人にはヒジョーに使いにくいものだったらしく、根本的な課内の決定プロセスと書類をその同僚を責任者として根本から見直したい、というお話だった。私は正直言って自分の作った物にそれほど執着が無いので、それを再構築して流れが良くなるなら大歓迎だし、私が戻ってからもそれをそのまま使っちゃおう、と思ったのだが、上司は私がいぢけると思っていたらしく、それで彼を同行して尋ねてきたらしい。
その人がびしっとやってくれそうであれば管理職を下りて一営業マンに戻るのも気楽でいいなあ、なんて勝手なことを考えているうち時間が過ぎ、11時半を回ったところで満を持してげんじょが「僕、静かにしてたよね、もういいよね、」と言わんばかりに泣き始めた。
一児のぱぱと一児のままでかわるがわるあやしたがもう限界。最後はばたばたと話をまとめ撤収していただく形に。
げんじょはまだ静かなほうだけど、赤ちゃんは大人の都合を待ってくれない物。こちらがシャワーを浴びていようが、トイレでうなっていようが、おしめと食事と抱っこの催促は最優先である。上司も少しは赤ちゃんのいる生活の融通の利かなさを分かってくれたかな。