天輪削りと初告白

今日はとうとうだんなさんの実家にげんじょの存在を報告しに行った。
今まで話さなかっただんなさんもだんなさんだが、入院したりしているうちに面倒くさくなっちゃったらしいから仕方ない。お話をしに行くとまずは喜んでもらえてほっと安心。その後仕事は続けます、というとお義父さんが一言だんなさんに言った。
「お前、人雇って産休取れば？お前の代わりは、いるからさあ。」
ひええ。なんて事を。
でもだんなさんまで「そうだなあ、」と取る気になっていたのもちと怖い。
ともあれ家に帰ると、だんなさんはご機嫌で自室から箱とカッター２本を持ち出してきた。何かと覗けばこれから作ろうとしている第２次大戦中のドイツ軍戦車、３号Ｅ型のパーツ切り出しを手伝ってほしいらしい。
結局ぶーちゃんに見張らせて戦車の天輪のバリ取りを手伝う事に。
かりかり、かりかり、かりかり。